「今の電力会社をやめたい」「新電力から大手に戻したい」――そんなとき、どんな手続きが必要になるのか迷う方は多いはず。実は、電力会社の「切り替え」と「解約」はまったく別の手続きです。仕組みを正しく理解すれば、面倒な連絡や余計な費用を避けられます。この記事では、電力会社の解約方法から新電力を大手に戻す手順、解約手数料の確認方法まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
💡 この記事でわかること
- 電力会社の解約方法と手順
- 新電力から大手電力に戻す具体的な方法
- 解約手数料の有無・確認のしかた
- 「解約しなくていい」切り替えの仕組み
- 引っ越し時の使用停止手続き
- 解約に関するよくある質問(Q&A)
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電力会社の「解約」と「切り替え」の違い
まず押さえておきたいのが、「解約」と「切り替え」は目的も手続き先も異なるという点です。多くの人が「電力会社を変えるには今の会社に解約連絡が必要」と思い込んでいますが、実はそうではありません。下の表で違いを整理しましょう。
| 手続き | どんな時 | 自分でする連絡 |
|---|---|---|
| 切り替え(他社へ) | 別の電力会社に乗り換える | 新しい会社のみ |
| 解約(使用停止) | 引っ越しで電気を使わなくなる | 現在の会社のみ |
💡 ポイント
電力会社を「切り替える」場合、現在の電力会社に解約の連絡をする必要はありません。新しい電力会社が旧会社への解約手続きをすべて代行してくれます。あなたがすることは「新しい会社に申し込む」だけです。
つまり、「今の会社をやめて別の会社にする」ケースでは、あなたから旧会社へ電話する必要も、解約書類を送る必要もありません。二重契約になったり電気が止まったりする心配もないので、安心して手続きを進められます。
新電力から大手電力会社に戻す方法
「新電力にしてみたけれど、やっぱり大手に戻したい」という場合も、手続きは驚くほどシンプルです。以下の4ステップで完了します。
- 戻りたい大手電力会社(東京電力・関西電力・中部電力など)の公式サイトにアクセス
- 「電気の申し込み」「使用開始(切り替え)の申し込み」を選択
- お客様番号・供給地点特定番号・住所・希望開始日を入力
- 申し込み完了。現在の新電力会社への連絡は不要(大手が代行)
お客様番号と供給地点特定番号は、今契約している新電力会社の検針票やマイページで確認できます。手元に用意しておくと入力がスムーズです。
💡 大手に戻すのにかかる期間
申し込みから切り替え完了まで、通常1〜2ヶ月程度かかります。月の途中で申し込んでも、翌月または翌々月の検針日(メーターの検針タイミング)から新しい契約に切り替わります。急いでいる場合は早めに申し込むのがおすすめです。
解約手数料を確認する方法
電力会社によっては、契約期間内に解約すると「解約手数料(違約金)」が発生することがあります。戻す前・切り替える前に、必ず確認しておきましょう。確認方法は主に3つです。
| 確認方法 | チェックする項目 |
|---|---|
| 公式Webサイト | 「解約・解除」「違約金」で検索 |
| 契約時の書類・重要事項説明書 | 「最低利用期間」「解約手数料」の欄 |
| 電話・チャット問い合わせ | 「今解約したら手数料はいくらか」を確認 |
⚠️ 注意
「2年縛り」「最低利用期間12ヶ月」などの条件がある電力会社では、期間内解約で数千円〜1万円以上の手数料が発生する場合があります。特にセット割やキャンペーン適用の契約は縛りが付きやすいので、申し込み前に必ず条件を確認しましょう。
解約手数料なしの電力会社を選ぶメリット・注意点
これから電力会社を選ぶなら、「解約手数料なし・最低利用期間なし」のプランを選んでおくと、後々の乗り換えがぐっと楽になります。メリットと注意点を整理しました。
✅ メリット
- いつでも自由に切り替え・解約できる
- 「試してみて合わなければ戻す」が可能
- 引っ越し時も違約金の心配なし
- 料金プランの見直しがしやすい
❌ 注意点
- 縛りなしでも大型キャンペーン特典は少なめの傾向
- 切り替え完了まで1〜2ヶ月かかる
- 市場連動型プランは料金変動リスクあり
なお、すべての新電力が解約手数料なしというわけではありません。たとえばアルカナエナジー(アルカナでんき)は1年契約(自動更新)で、1年以内の解約には解約手数料22,000円(税込)がかかります。基本料金0円で料金は抑えやすい一方、すぐに解約する可能性がある方は、Looopでんきや東京ガスの電気(基本プラン)など解約手数料のかからない会社も比べてみましょう。
| 項目 | アルカナでんき | 大手電力 |
|---|---|---|
| 基本料金 | 0円 | 〜1,716円 |
| 解約手数料 | 1年以内は22,000円 | なし |
| 契約期間 | 1年(自動更新) | なし |
| 切り替え手続き | Webで完結 | Web・電話 |
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基本料金0円・電力量料金は一律。1年以上使う予定なら候補になります(1年以内の解約は解約手数料22,000円)。
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あわせて比較しよう
申し込む前に、料金の仕組みや特典の違いを比べておきましょう。
アルカナエナジーに申し込む(基本料金0円・単価一律)ドコモでんきに申し込む(dポイント最大20%還元・5,000円CB)Looopでんきに申し込む(市場連動型・解約手数料0円)
引っ越し時の使用停止手続き
引っ越しで電気を使わなくなる場合は、切り替えとは違い、現在の電力会社に「使用停止」の連絡が必要です。連絡を忘れると、退去後も基本料金が請求され続ける可能性があるので注意しましょう。
- 連絡先:現在の電力会社のWebサイトまたは電話・お客様センター
- タイミング:引っ越しの1〜2週間前まで(繁忙期は早めに)
- 伝える内容:使用停止日・現住所・お客様番号・引っ越し先住所・最終月の精算方法
⚠️ 注意
引っ越し先で新しく電気を使う場合は、別途「使用開始」の申し込みが必要です。旧居の使用停止と新居の使用開始は、同じ電力会社ならまとめて申し込めることもあります。
まとめ
- 別の電力会社に切り替える場合は、新しい会社に申し込むだけで旧会社の解約手続きは不要
- 大手に戻す場合も、戻りたい大手電力会社に申し込めば切り替えは完了する
- 契約期間中の解約で手数料がかかる会社もあるため、事前に契約内容を確認する
- 引っ越しで電気を使わなくなる場合は、今の電力会社への使用停止の連絡が必要

